
こちらは、2019年11月18日時点の情報です。
サービスはアップデートされる可能性がありますので、わかり次第、随時更新します。
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皆さん、こんにちは。
本日も、PACSの現状について見ていきましょう。
今回は、「PACSのディスク容量問題・オープンソースのPACSと大手の比較」についてです。
目次
PACSの現状の問題点
開業時に高価なPACSを購入してしまう

PACSの現状の問題点を教えていただけますでしょうか?

クリニック向けですとコスト面を抑えることも重要になってきます。
開業して何も考える暇もなく、大手ベンダーさんから言われるがまま導入したのが高いとか、導入コストがかかるとかいう話はよくお聞きします。
開業して何も考える暇もなく、大手ベンダーさんから言われるがまま導入したのが高いとか、導入コストがかかるとかいう話はよくお聞きします。
最近はtwitteやブログでも、そういった情報を発信している院長先生もいらっしゃいます。
それで、そういうCRのメーカーさんから勧められたPACSを導入したのですが、2年でいっぱいになって変え替えというケースがあります。K社のPACSを買えば、初期投資で数百万、下手したら500万くらいかかります。

昔の電子カルテと同じくらいかかるのですね

そうですね。それで、そのPACSが2年で使えなくなったというケースがあります。
ディスク容量一杯問題

一応、メーカー保証は5年なのですか?

そうです。ですけれども、ディスク容量がいっぱいになってしまったらどうしようもないですよね。

なるほど。容量の問題があるということですね?

単純にパソコンのハードディスクなので、メーカーさんが5年大丈夫と開業の際に伝えたけれども、結局実際に診療を始めたら2年でディスク容量がいっぱいになってしまい、使えるのですがもう画像が入らないとか、過去の画像を消してくださいという運用になってしまいます。
ただし、そういったことはありえないわけで、5年は保存しておかないと医療情報保存のガイドラインに引っかかってしまいますので。
2年経ってディスク容量がいっぱいになってしまったので、また300万円追加で買ってくださいとメーカーから言われてしまいます。こういったケースはよく聞く話です。

それは、別のPACSを買うということですか?

そうです。新しく買い直すということです。
PACSの大手メーカーはそういう商売をしています。
PACSの大手メーカーはそういう商売をしています。

開業の時は分からないですよね?
どれくらいの期間でディスク容量が溜まるかとか。
どれくらいの期間でディスク容量が溜まるかとか。

開業の時は、他にもやるべきことが山積みなので、そんなことやってられる場合ではないじゃないですね。電子カルテの選定や人事や物件押さえたりとか、いろいろありますし。
ですので、ここが、PACSに関して開業医の先生がハマってしまう点ですね。減価償却も終わっていない製品に対して追加費用を払わなければならないことになります。
ですので、ここが、PACSに関して開業医の先生がハマってしまう点ですね。減価償却も終わっていない製品に対して追加費用を払わなければならないことになります。

PACS追加購入は、大体、2年とか3年が多いのですか?

そこは撮影する枚数によりケースバイケースですね。
基本は減価償却5年ですので、そのタイミングで200, 300万で買い換えることを前提にメーカーも提案しているとは思いますが。
医療画像保存はオンプレが主流

画像はクラウドに溜まっているわけではないのですね?

クラウドは流行っていますけれども、現実は進んでいないですね。
カルテはテキストデータで軽いですので、クラウドだけでいけますけれども、やはり画像は容量も非常に多く重たいですので、クラウドだとなかなか対応できないです。
カルテはテキストデータで軽いですので、クラウドだけでいけますけれども、やはり画像は容量も非常に多く重たいですので、クラウドだとなかなか対応できないです。
バックアップで使う分には今のところ大丈夫なのですが、クラウドだけでPACSを運用されている病院は少ないと思いますね。

AWSを使ってクラウドでというメーカーさんは少ないということですね?

少ないです。それだけですと。
オンプレで院内のパソコンが1台存在して、バックエンドでバックアップですとか古いアーカイブとかの部分だけでクラウドを活用してというところはありますね。
今後5Gやwifiロックで、通信が早くなると将来的には可能性があるかなと思いますが、現時点ですとなかなか実用的ではないですね。
オンプレで院内のパソコンが1台存在して、バックエンドでバックアップですとか古いアーカイブとかの部分だけでクラウドを活用してというところはありますね。
今後5Gやwifiロックで、通信が早くなると将来的には可能性があるかなと思いますが、現時点ですとなかなか実用的ではないですね。
オープンソースのPACS
大手と比較しての価格

なるほどですね。ちなみに御社は、オープンソースベースで構築されたPACSの販売サポートをしていると伺いました。
そうしますと、F社やK社と比較すると安価でサービスを提供していらっしゃるということですか?

そうですね。1/10から1/100程度のお値段で提供しています。

1/100ですか!?
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