
こちらは、2019年9月25日時点の情報です。
サービスはアップデートされる可能性がありますので、わかり次第、随時更新します。
サービスはアップデートされる可能性がありますので、わかり次第、随時更新します。
皆さん、こんにちは。
本日も、BrainBoxⅧ(ユヤマ)について見ていきましょう。
今回は、「ユヤマの改善点・カルテ乗り換え時のデータ移行」についてです。
目次
ユヤマ改善点
体重を複数箇所に入力必要

体重入力なのですが、入力するところが1箇所ではない点が改善点です。
テンプレートに記入する体重と、電子カルテのシステムが処方用量換算で参照しにいく体重のフォルダがおそらく別なので、リンクしていないことがあります。

なるほどですね。複数の箇所に体重を記入しないといけないということですね?

そうですね。そういった点が面倒ではあります。
ただ一度体重を記入してしまいますと、あとはボタンクリック1つで処方が出ますので楽ですね。例えば溶連菌感染症などはセットを作っておきますと、抗生剤、解熱剤、のど・風邪シロップまで一緒に入れたセットが出来ますので、すごく楽になりました。

処方セットは、診断に紐づいて作成できるのですか?

そうです。ですので診断だけ決めてしまえば、あとは、一気に流れ作業になりますね。
複数のセットが作れて、しかも選びやすいという点がユヤマの一番良い点です。
複数のセットが作れて、しかも選びやすいという点がユヤマの一番良い点です。
カルテ画面の右下にパレットがありますので、そこに頻用の項目を置いておきますと、感覚値ですが9割5分はパレットで対応できます。

あとは稀な疾患、稀な処方だけということでしょうか?

そうです。ですので、一品一品探して入力するという作業がほとんどなくなりました。
パレット以外から稀な処方をするときに、どこから探すのだったかな?と忘れてしまうくらいですね(笑。
パレット以外から稀な処方をするときに、どこから探すのだったかな?と忘れてしまうくらいですね(笑。
過去カルテの閲覧性が低い

あと、全体を通してのデメリットは、過去のカルテが見つけにくいことですね。少し重いというか、見つけたいものにたどり着くまでに少し時間がかかります。
その点はラボテックでは軽かったので、閲覧性が高くてよかったです。

なるほどですね。過去カルテはスクロールで遡る感じですか?

スクロールではなく、矢印をクリックする必要があります。
ラボテックが良かった点は、過去カルテの一部分が、過去カルテ一覧の中に表示されている点です。ですので、ザーッと見ていって、この時はどんな処方出したなとかが一目でわかりました。
ラボテックが良かった点は、過去カルテの一部分が、過去カルテ一覧の中に表示されている点です。ですので、ザーッと見ていって、この時はどんな処方出したなとかが一目でわかりました。
ただ、ユヤマに切り替えてからは全く分からなくなりましたね。過去カルテのサマリが1行でも2行でもまとめて表示されるとありがたいのですが。
任意のキーワードで過去カルテの検索可能

過去カルテの下側に「検索」ボタンがありますが、これは何を検索するのですか?

これは過去カルテの検索ですね。その右側にある「カラー」というボタンがいわゆる検索機能で、任意のキーワードで検索ができます。

そうなのですね。カラーという名前なのですね。使うことはありますか?

どうしてカラーという名前なのかは分からないのですが(苦笑。
一応、食物アレルギーとかは「#FA」などとつけてカルテを書いておきますと、それだけで検索を引っ掛けることができます。(FA:food alergy。食物アレルギー)
食物アレルギーのお子さんは、だいたい2ヶ月おきに食物アレルギーの症状で来院されて、その間は風邪・風邪・嘔吐などの症状で来院されることが多いです。ですので、食物アレルギーだけで過去カルテをソートできると、前と比較してどの食べ物を食べられるようになったといった情報を一目で把握できるので楽ですね。
ある程度キーワードを決めておけば検索性は高められる感じです。
一応、食物アレルギーとかは「#FA」などとつけてカルテを書いておきますと、それだけで検索を引っ掛けることができます。(FA:food alergy。食物アレルギー)
食物アレルギーのお子さんは、だいたい2ヶ月おきに食物アレルギーの症状で来院されて、その間は風邪・風邪・嘔吐などの症状で来院されることが多いです。ですので、食物アレルギーだけで過去カルテをソートできると、前と比較してどの食べ物を食べられるようになったといった情報を一目で把握できるので楽ですね。
ある程度キーワードを決めておけば検索性は高められる感じです。
タッチパネルUIではない

また、今、診察室はタッチパネルのモニターを入れています。
最近のタブレット端末のように、フリックして移動したいと思うのですが、フリックはできないですね。もっとサクサク切り替わってほしいなと思いますね。

パソコン自体はタッチパネルに対応しているのですね。

はい。ただタッチパネルを使えますよという程度で、ユヤマの場合だとボタンがかなり小さく、指で押せないですね。
例えば、カルテ右下のパレットの上側にパレット内容のタブ(「検査」「処方」「予防接種 」など)がありますが、このボタンが小さすぎて、パレットを指で切り替えるのは難しいですね。
あとは、マウス入力モードからタッチパネルモードに変更するには、一度画面をタッチする必要があります。ですので、2回目のタッチからしか反応しない時があります。
タブレットに慣れている側からしますと、1回目の切り替えのタッチで「あれ?今タッチパネル押したけど反応しないな」と思ってしまうことがありますね。
例えば、カルテ右下のパレットの上側にパレット内容のタブ(「検査」「処方」「予防接種 」など)がありますが、このボタンが小さすぎて、パレットを指で切り替えるのは難しいですね。
あとは、マウス入力モードからタッチパネルモードに変更するには、一度画面をタッチする必要があります。ですので、2回目のタッチからしか反応しない時があります。
タブレットに慣れている側からしますと、1回目の切り替えのタッチで「あれ?今タッチパネル押したけど反応しないな」と思ってしまうことがありますね。

なるほどですね。そうなりますと、実質、マウスでクリックするしかないという感じでしょうか。

診察で聴診をしている際に1つ前のカルテを見るくらいでしたら、過去カルテの矢印を一回押せば閲覧できるのでそういうときはタッチパネルを使いますが、他で使うことはほとんどないです。
ユーザーインターフェース的には、まだまだタッチパネルベースになってないですね。

それは、ユヤマさんが対応していないということでしょうか?

もしかしたら細かいUIの調整が設定でできるのかもしれませんが、設定項目がかなりの量ありまして、覚えきれないですね。
だいぶ柔軟に設定できるのですが、インストラクターの方でないと、なかなか設定をいじるのは難しいですね。

担当の方に話せば、対応はしてくれるのでしょうか?

それは、対応してくれますね。担当者の機動力は高いので、良いなと思っています。
カルテ乗り換え時のデータ移行は誰が対応する?
ラボテックからユヤマに乗り換えた経緯

ちなみに、ラボテックからユヤマに切り替えた理由は何でしょうか?
電子カルテカテゴリの最新記事
-
3.【CLIUS】細かくカスタマイズできるようになった予約機能
-
- 2021.05.14
- CLIUS,
2.【CLIUS】クリップボード機能を活用して、患者ごとにカスタマイズしたセットを作成可能
-
- 2021.05.14
- CLIUS,
1. 【CLIUS】優れたファイル検索機能
-
- 2020.02.19
- E-Egg,
2.【E-egg】かなり早いカルテ動作
-
- 2020.02.10
- E-Egg,
1.【E-Egg】保険の登録組み合わせが少し弱い?
-
3.【SimCLINIC】電子カルテによって画像参照の仕方が違う?