
こちらは、2019年12月26日時点の情報です。
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皆さん、こんにちは。
今回も、前回に引き続き、整形外科の朱田先生に島津の電子カルテを選ばれた経緯を伺っています。
それでは、早速ご覧ください。
目次
島津を選ばれたわけ
日立も電子カルテ+PACSをワンセットで提供

電子カルテとPACSを一気通貫で提供という点ででいいますと、日立も電子カルテとレントゲン、PACSとPACSビューアーを全部ワンセットにしていました。
ただ、ちょうど私が電子カルテを選んでいる時に、富士フィルムが日立製作所を買収するという話が出ました。富士フィルムはすでに独自のC@RNACOREというPACSビューアーセットを持っていますので、おそらく日立の製品は富士フィルムに統合されてしまいますので、少しごちゃごちゃするのではないかなと感じて、日立は選択から外しました。
ただ、ちょうど私が電子カルテを選んでいる時に、富士フィルムが日立製作所を買収するという話が出ました。富士フィルムはすでに独自のC@RNACOREというPACSビューアーセットを持っていますので、おそらく日立の製品は富士フィルムに統合されてしまいますので、少しごちゃごちゃするのではないかなと感じて、日立は選択から外しました。

ただ、日立と島津で1つ大きな違いがありまして、島津はPACSの画像を電子カルテに貼り付ける時に、文字列としてリンクで貼り付けるのですね。
電子カルテからの画像参照の違い

なるほどですね。参照するだけということですね。

画像はもちろん画像として電子カルテ上に残っているのですが、それはjpegの画像ではなくて、DICOMの文字列で残っていまして、クリックするとPACSビューアーがが開くのですが、それは直接DICOMの画像がビューアー上に出てきます。
一方、日立やそのほかの電子カルテ会社のPACSの電子カルテへの貼り付けは、1回jpegに変換してjpegの画像が電子カルテに貼り付けられます。ですので、その画像をクリックしても、jpegの画像が開くだけで、別にPACSが開くわけではないです。
一方、日立やそのほかの電子カルテ会社のPACSの電子カルテへの貼り付けは、1回jpegに変換してjpegの画像が電子カルテに貼り付けられます。ですので、その画像をクリックしても、jpegの画像が開くだけで、別にPACSが開くわけではないです。

島津の場合は、PACSが直接開きますので、私の場合、例えば、MRIでACLが切れていて、ACLのこのワンスライスを残しておいたけれども、「あれ、半月板どうだったっけ?」となった時に
ACLの画像が参照された文字列を開くと、直接PACSが開くので、そのままマウスで画像をスクロールすれば半月板もすぐに見られるところは、特に整形外科などMRIをよく見る科の場合にはかなり便利だなという印象でした。

先生のところはMRIも導入される予定なのですか?

いえ、導入予定はないのですが、私は今の病院のすぐ横で開業しますので、そのまま今の病院と連携する感じですね。

ということは、病院で撮影したMRIの画像をクリニックでも、そのまま見ることができるということですか?

いえ、それはPACSに取り込む感じになります。

病院からの逆紹介ではないですけれども、病院で撮影されたMRIの画像をクリニックの方で見ることがあるので、PACS画像を開いてスクロールできた方が良いということですか?

そうですね。
島津はレントゲン以外の医療機器との連携もスムーズ

あとは、島津はレントゲンもそうですが、他の医療機器とのオーダー連携もスムーズですね。整形外科は最近エコーをよく使うのですが、エコーもGEかコニカミノルタですと島津は連携していますので、電子カルテからオーダーを飛ばすと、エコーの機械の方に患者IDと名前が自動で出てくるのも良かったです。さらに、GEの場合は設定まで自動でできると聞きました。
手のエコーのオーダーを電子カルテで発行しますと、エコーの深度やどのプローべ選ぶとかまで自動で設定されるみたいです。そこら辺はオンプレならではかなと感じました。
手のエコーのオーダーを電子カルテで発行しますと、エコーの深度やどのプローべ選ぶとかまで自動で設定されるみたいです。そこら辺はオンプレならではかなと感じました。

設定まで!それはすごいですね。クラウドの電子カルテですと、そうした検査機器との連携はまだ行き届いていないと思います。

そうですね。
あとは、ネット環境に関してですが、オンプレでもVPNで飛ばせすので、VPNで専用のPC端末に1つ飛ばせればそれでいいのかなと思いました。
あとは、ネット環境に関してですが、オンプレでもVPNで飛ばせすので、VPNで専用のPC端末に1つ飛ばせればそれでいいのかなと思いました。
もちろん、複数の先生が、いろいろな場所から電子カルテにアクセスして症例の議論をするとかですとクラウドの方が利点があると思うのですが。

確かに、オンプレでもVPNで構築できますね。
パナソニックはレセプトの対応が手厚い?

はい。あと、面白かったのが、パナソニックがオンプレの電子カルテで主流だと思うのですが、パナソニックはレセプトの対応がとても手厚く、様々な診療費や処置などコストの取り漏れがないようなサービスがあるみたいですね。
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