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皆さん、こんにちは。
今回も、前回に引き続き、整形外科の朱田先生に島津の電子カルテを選ばれた経緯を伺っています。
それでは、早速ご覧ください。
PACSと電子カルテ連携の問題
PACS+電子カルテの合計金額


一方でオンプレで島津製作所など一気通貫でサービスを提供している会社の場合、全部セットで購入すると連携費用はかからないですしセット割も含まれていますので、総合して考えると月額費用にほとんど差はないと思います。



ただ、その時に、すでに島津の担当者に1回お会いしていましたので、島津の電子カルテをある程度把握した上で、クラウドのPACS会社の話を聞きました。

クラウドのPACSの中では、PSPは大手という感じでしたが、確かに、単体では安いは安いと思いました。ただ、電子カルテとの連携費用などを考えると、合計金額はそんなに変わらないのではとも感じました。

PACSのシステムバラバラ問題

電子カルテからレントゲンを飛ばした時に、発生装置側が島津だったのですが、受け側のパネルが富士フィルムやコニカミノルタなどの別の会社が入って、PACSが別でとなると、発生装置の会社・受け側の会社・PACSの会社・電子カルテの会社と4つがバラバラになってしまうのですよ。


この点は、整形外科的には結構大きい問題で、例えば、電子カルテをクラウド型にしてパネルを富士フィルムにして、膝関節三方向というオーダーを飛ばした場合、富士フィルムのレントゲンのパネル側の装置で、再度患者IDを入力して膝関節三方向というオーダーを入れてレントゲンを撮る必要があり、結構手間なんですね。


電子カルテとレントゲン発生装置が島津で、受け側のパネルもキャノンですけれども、キャノンも島津が販売代理店をしていますので、金額的にもだいぶ抑えられました。

パネルのHigh gradeとLow grade

コニカミノルタは、私、今回初めて知ったのですが、High gradeのパネルしか作っていないです。富士フィルムは、High gradeとLow gradeと2つのパネルを使っていて、キャノンはLow gradeしかないです。


High Gradeの方が綺麗な画像が出てきますね。
