
こちらは、2019年12月26日時点の情報です。
サービスはアップデートされる可能性がありますので、わかり次第、随時更新します。
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皆さん、こんにちは。
本日は、現在、所沢中央病院で整形外科医として勤務されており、今年開業予定の朱田先生に、電子カルテ・PACSをどのような経緯で選ばれていったのかについて伺いました。
朱田先生は、最初クラウド型で電子カルテを探していらっしゃいましたが、最終的には島津製作所のオンプレの電子カルテ「SimCLINIC T3」をご選択されました。
それでは、早速ご覧ください。
整形外科と電子カルテ
最初はクラウドの電子カルテで比較

本日はよろしくお願いいたします。
朱田先生は最終的に電子カルテを島津に決められたとのことですが、電子カルテ選びはどのように進められたのですか?
朱田先生は最終的に電子カルテを島津に決められたとのことですが、電子カルテ選びはどのように進められたのですか?

よろしくお願いします。電子カルテを選ぶのは、やはり大変でした。
ただ、最初にクラウドの電子カルテを見ておいて良かったと思います。
ただ、最初にクラウドの電子カルテを見ておいて良かったと思います。

なるほどですね。最初クラウドから見られたのは費用の面からでしょうか?

いえ、最初、吉永さんに会った時にクラウドの利点を聞きましたので、クラウドかなと思い、私はほとんどクラウドありきで進んでいました。ただ、その時はあまりPACSのことを考えていなかったですね。
PACSとビューアーを全く無視して電子カルテの性能だけで考えていまして、デジカルやクリニクスなどのクラウドの電子カルテを見ました。
ただ、私は整形外科ですので、リハビリもあるので、リハの人が書くところも必要なんですね。

確かに、整形外科はそうですね。リハビリもやりますものね。
リハビリも加味するとオンプレに軍配が上がる?

はい。あとは、今日この患者さんは、「リハ+診察」とか、「リハだけ」とか受付で作成するときのラベルが、クラウドの場合うまく設定できないのがネックでした。
一応、タグをつけて管理などできるみたいなのですが、それでは運用の際に一手間ありますね。この点は、整形外科的には結構重要なポイントでしたので、使い勝手がいまいちだなと感じました。その点は、オンプレは柔軟に対応できて良かったですね。
一応、タグをつけて管理などできるみたいなのですが、それでは運用の際に一手間ありますね。この点は、整形外科的には結構重要なポイントでしたので、使い勝手がいまいちだなと感じました。その点は、オンプレは柔軟に対応できて良かったですね。

あとは、クラウドの場合、カルテ記載の抽出機能が弱いと感じました。
クラウドの場合ですと、理学療法士が書いたカルテの記載も医師が書いたカルテの記載も、同じカルテとして1つのところに入ってしまいますので、理学療法士の方だけ書いた記載を抽出できないのですよね。その点は整形外科にとってはデメリットと感じました。

なるほどですね。それは、クラウドの電子カルテが追いついていない部分だと思います。
整形ですとに他の職種の人がカルテ記入してそれを抽出して表示するニーズがあると思いますが、内科のクリニックの場合は医師の記載だけあればOKとなることが多いと思いますので優先度が低くなっている可能性はありますね。

確かに、内科の方が多いですのもね。マイナー科を攻めるよりはという感じですね。
PACSと電子カルテの連携:オンプレvsクラウド

ちなみに、PACSビューアーと電子カルテの連携に関してはクラウドとオンプレで違いありましたか?
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