
こちらは、2021年5月13日時点の情報です。
サービスはアップデートされる可能性がありますので、わかり次第、随時更新します。
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皆さん、こんにちは。
今回も、前回に引き続き、東小金井小児神経・脳神経内科クリニックの生田先生にCLIUSについて伺っています。
それでは、早速ご覧ください。
目次
CLIUSのクリップボード機能とは!?
クリップボード機能を活用して、患者ごとにカスタマイズしたセットを作成可能

クリップボード機能に関しても教えていただけますでしょうか?

はい。こちら、私が最も気に入っている機能の1つでして、患者ごとにセットを作ることができます。当院では主に患者さんの予習用と、往診の在宅患者の物品管理用として使っています。

複数のノートを、カテゴリとともに患者に紐づけて作成できてメモができるということですね。問診一覧画面での簡易的な患者メモ機能は見たことがありますが、このように複数のノートを作成できる機能は初めて見ました。

このクリップボードは、テキスト入力だけではなく、処方などのオーダーも登録できますので、患者個別にセットとして管理できる点が良いですね。
このデモ患者の場合は、シンプルな予習ノートになっていますが、実際の患者さんの場合は、もっと複雑な場合もあります。カルテ履歴と同様に記事、オーダーなどすべてDOボタンで実際のカルテにワンクリックで挿入することができます。
このデモ患者の場合は、シンプルな予習ノートになっていますが、実際の患者さんの場合は、もっと複雑な場合もあります。カルテ履歴と同様に記事、オーダーなどすべてDOボタンで実際のカルテにワンクリックで挿入することができます。

確かに、他の電子カルテの場合は、よくマスター機能として、疾患に応じてカルテ内容・処方・病名を登録すると思いますが、それだと全ての患者に適応するマスターになりますので、個別対応は難しいですね。クリップボード機能はそうした課題にも対応しているということですね。

そうですね。さらに、クラウドの電子カルテですので、私は患者さんの予習用としてよくクリップボードを使っていまして、診察前日の空いた時間に家で予習記事を作成しておいたりします。

確かに、オンプレですと空いた時間に家でカルテ参照というのはできないですよね。
私の場合、患者さんが診察室に入ってから、過去カルテを見て貼り付けてその場で診察内容のアップデートを記載するという感じですが、特に患者さんが多くて忙しい場合は、検査が後回しになったり漏れが発生したりという場合もありますので、この機能はとても便利ですね。外来は予習が全てと言っても過言ではないですし。

はい。実際の診察では、前日の予習ノートをカルテに貼り付けて、患者さんとのやり取りで追加事項がありましたら記入しています。

在宅物品のクリップボードでは、このように患者さんごとに必要な物品を記載しています。この部分は実際に払い出した物品をナースが記入しています。

ありがとうございます。とても自由度が高いので、いかようにも工夫して使えそうですね。患者カルテのまとめノートとしても使えそうと思いました。

診察期間が長くなってくると患者サマリーとしても活用できると思います。
処方・病名・管理料・カルテ記載内容を一群としてセット登録可能

続いてセット機能について紹介いただけますか?

はい。こちらは、カルテ画面右側のタブになりまして、マスタのアイコンをクリックすると、このように画面が移動してセット管理の画面になります。

このように、項目を作成して、処方・病名・管理料・カルテ記載内容を一群としてセット登録できます。

なるほどですね。処方に関しては、セット登録のみで大体事足りて、個別で入力することはほとんどない感じでしょうか?

いえ、当院の場合は、小児神経を専門としていまして、小児は体重あたりの計算になる上にてんかん患者に対するお薬の量は経過に応じて細かく調整していきますので、セットだけで全て網羅というのは難しいですね。
ですので、このように追加で処方入力することもあります。候補のお薬に関しては、このように今までによく処方した薬が上位表示になっています。

他社でAI処方機能と謳っている部分ですね。錠剤の入力に関しては、数字のパレットが出るのですね。

そうですね。

ありがとうございます。会計についてはいかがですか?

会計はORCAに飛ばしているので、このカルテ画面で保存を押すと、あとはORCA側の操作になります。
次回は、CLIUSの予約機能について見ていきます。
それでは、また♪