
サービスはアップデートされる可能性がありますので、わかり次第、随時更新します。
みなさん、こんにちは。
本日は、2019年3月に錦糸町で開業された、錦糸町内科ハートクリニックの福井先生に、電子カルテクリニクスについて伺いました。
錦糸町内科ハートクリニックは、今年3月にオープンした、錦糸町PARCOの7階にあるクリニックで、内科、循環器内科、呼吸器内科、糖尿病内科と幅広く診療しているクリニックです。
新患登録
新患登録の流れ

それでは早速ですが、新患登録から伺えたらと思います。新患登録は受付の方が操作されますか?

そうですね。
こちらの、当日受付をクリックして、例えばすでに登録されていて、カルテがある患者さんの場合は、このように患者番号を入力して、受付をクリックすると、これで受付できます。

まだカルテがない初診の患者さんの場合は、例えば、吉永先生を新規患者として登録する場合は、下記のように名前から記入していきます。
名前・生年月日・性別を記入
次に、保険証情報を記入

患者ステータスを補完する、ラベル機能とは?

そうでしたか。それで受付すると、このように患者一覧に反映されます。
うちの場合は、これだけですと、まだカルテを作成しただけです。
これで患者さんを呼べるような状態に見えますが、実際にはカルテができただけで患者さんを呼べる状態かどうかは分からないですので、ラベルというのを使って管理しています。

診察前、診察中、会計可みたいに。
それだけだと不完全ということですか?

そうですね。
それだけだと患者さんのカルテ枠が出来たことしか意味しませんので、他にも例えば診察券をクリアファイルに挟んで患者さんに渡したり、事前にメルプの問診をクリニクスに取り込んだりといった診察前の作業が発生していて、それが終わっているかどうか、つまり患者さんを診察室に呼べるかどうかが分からないですよね。

デジカルを使っている他のクリニックの場合ですと、カルテ枠を作成した後、診察前準備が終わった段階で、受付が医師に「準備できました」と声かけてたりしますね。インカム使っているところもありますね。

クリニクスの場合は、このように、設定でラベルをいくらでも作成できます。

ですので、当院の場合は、カルテ作成後の諸々の受付での作業が終わって、診察室に呼べますよとなった場合には、新患の場合には「00新患」、定期受診の場合には「01定期」のラベルをつけることで、管理しています。

それで、例えばこのようにメルプの問診をクリニクスに取り込みます。


これは事前検査として使っていますね。
胸部レントゲンやスパイログラムをやってもいいよという人は、診察室に回す前に事前検査に回せるようにという目的で、パッと見てわかるように使っています。


これは、かなりいいですね。
検査連携
検査オーダーの流れ

それで、事前検査OKですねとなりましたら、カルテを開いて、セット登録の内容を反映して紙の指示箋を飛ばします。
また、一応看護師さんが気づけるように検査オーダーも登録します。
検査ラベルは検査室の端末でオーダーを受けて、看護師さんが出します。

なるほどですね。
検査ラベルは自動で出てくるのですか?検査オーダーを医師が登録して「カルテ保存」ボタンを押すと自動で検査ラベルが出てくるイメージでしたが、、
検査ラベルは自動発行されない?原因は?

いえ、それだけでは自動では出ないですね。
検査会社との連携がまだ出来ていないですね。
何をするかといいますと、まず「検査依頼」のボタンを押して、検査会社の「江東微研」を選んでダウンロードボタンを押します。そうすると「datファイル」が落ちてくるんですね。
このdatファイルが落ちてくると、江東微研の別のパソコンがネットワークフォルダで監視していて、そのdatファイルを拾ってオーダーとして取り込むという、非常にややこしいプロセスになっています。